トグルクランプについて 8<空圧動作タイプの注意事項・メンテナンス>
<空圧動作タイプの注意事項・メンテナンス>
※本項での解説は基本となる事柄であり、使用環境ほか条件は加味していません。
その点をご了承頂いたうえでお読み頂きます様お願い申し上げます。
ホームページにて公開しているPDFカタログ及び配布しております紙面カタログには誤記載がある場合がございます。
寸法図等は弊社WEB内の各製品欄にアップされている物とご確認の上、ご使用ください。
以下の使用上の注意を必ずお読み頂きご使用ください。
※トグルクランプ(空圧(エアークランプ))の注意事項(下記の「空圧用トグルクランプ取扱説明書」をクリックで開きます。)
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
その他注意事項は下記の通りです。
※動作速度について
●標準装着されている継手では、動作速度を調整することができません。
●動作速度を調整したい場合は、スピードコントローラー付継手に交換して頂くまたは配管途中に取付けるタイプのスピードコントローラーをご使用ください。
※継手の向きを変える場合について
●標準装着されてる継手の向きを変える場合、一度継手を取り外して残っているシールテープを除去して頂き、新たにシールテープを巻いた上でねじ込み時にを向き調整してください。
●装着されてる状態にて向きを変えた場合、エアー漏れの原因となります。
※高温になる場所での使用について
本製品を使用するもっとも望ましい周囲温度は5℃~60℃です。
周囲温度が5℃を下回るまたは60℃を超える環境下での使用は、損傷・動作不良の発生原因となりますので使用しないでください。
高温環境下で使用しなければならない場合は、エアーシリンダーに遮熱対策を施すなど対策をしてください。
遮熱対策が不十分ですと、エアーシリンダー内部のパッキンが溶けエアー漏れなど動作不良の原因となります。
高温環境下で使用され損傷・動作不良が発生した場合、弊社では責任を負いかねます。
※ご使用条件(周囲温度40°C以上、加圧保持、低頻度作動など)により、内部の潤滑油およびグリースの基油がシリンダ外部に滲み出す場合があります。清浄環境を要する場合はご注意ください。
その他注意事項は、弊社ホームページの各製品ページにも記載されておりますので必ずお読みください。
<メンテナンス時に注油する油種について>
極圧潤滑性のある油種を注油するようにしてください。
スプレータイプは周囲へ飛び散りが想定されるので、液体タイプでオイラー等ボトルを使用しての注油をおすすめします。
CRCまたは同種の油種などは油膜が切れ易いため、弊社製品への注油油種としては不向きです。
エアークランプではエアーシリンダー内部パッキンへのダメージ防止の点からもゴムに対して攻撃性のある油種の使用も厳禁です。
注油時の際にはエアーシリンダーのロッド部分に油を付着させないでください。
油が付着した場合はパーツクリーナーなどで除去してください。
ゴムに対して攻撃性のある油種がエアーシリンダーロッド部分に付着したままですと、エアーシリンダー内部のパッキンがダメージを受けエアー漏れなどの
原因となります。
下記の絵図を参考にメンテナンス(点検・清掃・注油)などをおこなってください。